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News & Topics

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DUONG THI MAI HUONGさん
大阪大学大学院
基礎工学研究科 物質創成専攻
出身国:ベトナム
DUONG THI MAI HUONGさん

2017年9月、私は研修旅行に参加できませんでした。研修旅行の日程は韓国で行われた学会と重なっていたからです。そのため、今年はこの旅行に参加できるのを楽しみにしていました。そして、今回の研修旅行は本当に面白かったです。台風のために計画が変わってしまいましたが、私はほかの参加者に会い、日本語、英語、ベトナム語で生活や研究の状況についてたくさん話しました。

私にとって、ヤクルト工場への訪問は非常に役に立ちました。私はヤクルトの歴史に紹介されました。代田稔博士は初めて腸内において有益な細菌を見つけるというアイデアを見出しました。そして、3年後にガラスのビンで飲めるように細菌を豊かにしました。私は科学の学生でもあり、新しい材料とエレクトロニクスへの応用を研究しています。私は代田博士の困難と犠牲だけでなく、達成した大きな成功を感じました。その後、消費者向けの大量生産が始まり、ヤクルト社は伝統的なガラス瓶での販売から、プラスチック容器での販売を始めました。このように、ヤクルト社は、絶えず改善を続け、伝統的なヤクルト製品から現在のように、さまざまな製品を販売するようになりました。世界各地の消費者に製品を提供するのは、会社の努力だけではありません。ヤクルトを配達スタッフを通じて消費者に直接届けます。

ヤクルトの代田博士の成功は、私に人生と仕事についての深い教訓を与えてくれます。私は研修旅行で、代田博士が細菌を見つけるまでの努力を知って、おそらく彼はとても科学を愛しており、成功するまでに失敗した実験も数多くあったのではないかと思いました。私が科学研究を行う際にも、もっと勤勉であり、常に私が持っているアイデアをより良くできるように努力しなければならないと思いました。

会社見学の後の昼食の時に、ほかの学生と日本の生活について話しました。皆、大阪に住んでいますが、大阪についての認識は異なっていました。しかし、大阪を愛していて、日本が好きで、桜が大好きだという共通点がありました。昼食後に、お土産屋を見に行きました。日本語を勉強していた時に桃太郎の話を聞いたことがありますが、桃太郎で有名な岡山に初めて来ました。私は家族や友人に、きびだんごを買いました。それから私たちはバスでジーンズ博物館に向かいました。私は非常に古いミシンや染色機、ダメージジーンズを作る技術を見ました。そして、展示されいた製品も非常に美しかったです。私はジーンズを着ると、アクティブになれるので好きです。普段、私たちは店でジーンズを店で買いますが、今回、初めてジーンズを製造する工程の全体を見ました。製品ができるまでに多くの過程があることを知り、製品に愛着がわきました。

台風のためにスケジュールが変わったため、大阪に戻ってきました。その途中で2回、休憩がありました。その時、100羽以上の鳥が木の上で鳴いているのを見て、私は日本に台風が来ていると気づきました。このレポートを書いている今、台風は過ぎましたが、その影響はまだ克服する必要があります。台風の後に倒れた木を見ると、帰り道での鳥の鳴き声を思い出します。日本は毎年、多くの自然災害に苦しんでいますが、自然災害に屈しません。日本はいつも世界の友人たちから愛を受けています。留学生を魅了する土地です。

梅田に着き、解散した時には、皆疲れていました。しかし、私にとって、研修旅行は意義深いものでした。私は電車で、同じ学校の友人と電車で家に帰りました。私たちはこの旅行について非常に満足しています。

旅行は私の記憶に美しいページを追加しました。帰宅後、就寝前に、私は娘に旅行について話をしました。そして、私たちはいつのまにか眠りにつきました。

PARK HYEBIN さん
大阪市立大学大学院
文学研究科 人間行動学専攻
出身国:韓国
PARK HYEBINさん

最初は不安な気持ちだけ、旅行後は様々な日本の姿が見えた

2018年研修旅行は、西村奨学財団の奨学生になってから初めていく研修旅行であったため、緊張と期待が共存していた。元々、初めて会う人と話すのが苦手な私が、研修旅行で他の学生と話すことができるのか、台風は大丈夫なの?など心配を抱きながら当時の私はマンダム本社に向かった。しかし、マンダム本社のロビーに到着し、受付を終えた後からはそのように心配した時間が無駄だったと感じるようになった。同じ奨学生のみんなが明るく挨拶してくれ、話しかけてくれたからである。その時から私の心配はなくなり、この研修旅行を楽しめるようになっていた。台風のため、日程に変更はあったが、私たちは岡山のヤクルト工場に向かって出発した。ヤクルト工場に到着し、工場の説明を聞くことができた。私は、子供の時からヤクルトを飲んでいて韓国の大学で日本学を先行しながらヤクルトという会社について勉強したことがあった。そのため、ヤクルトが日本の会社で韓国と日本でよく製品を飯場していると考えていたが、工場の方の説明で世界の多くの国でヤクルトの製品が販売していることが分かった。説明の後は工場内の見学をすることができた。日本の工場を見学するたびに、すごく感動することは工場側は、売上の増加だけに力を売れるのではなく、環境にも同様に力を入れていることであった。ヤクルト工場で設置されていた金魚鉢が3年の間、一回も水を変えずにヤクルトの容器だけで水が綺麗になっていることは個人的にはすごく驚いたことだった。そのような点から日本の企業及び工場は環境にもすごく関心を持ち、力を入れていると感じたのである。ヤクルト工場の見学を終え、昼ご飯を食べに行ったが、瀬戸内が長い橋が見えるところだった。岡山のところで橋の向こう側を見ていたら、向こう側に見える都市は四国だと言われた。私は四国に行ったことがなく、四国といえば漠然と遠いところというイメージがあったが、以外と近いところだったと考えた記憶がある。また、海がすごく綺麗だったし、翌日の台風の予報が嘘のようにいい天気だった。

昼ごはんの後はジーンズミュージアムに向かった。私は漠然なイメージの中でジーンズといえば「アメリカ的な物」という固定観念があった。もちろん、ジーンズは西洋からのものであるが、日本でも、ジーンズを生産、販売していることに驚き、その作られたジーンズに日本らしさを感じた。ジーンズという服は西洋的なものであるが、それを日本的なものにアレンジしようとしていた努力が感じられた。そして、その伝統的な日本のジーンズを守って行こうとしている点もすごくいい印象として残っている。

最初は、不安と心配であった西村奨学財団の研修旅行は、今の考えてみれば私にとって新しい日本を感じらせるきっかけとなった。今までの私は少し固定観念の中で日本を見ていたかもしれない。しかし、日本という国は、私が思っていたことより、様々な魅力があるということを今回の研修旅行で学ぶようになった。この研修旅行がきっかけで、私はこれから様々な日本を見て、勉強したいと思うようになった。

PHAN LAM MY KIM さん
関西大学大学院
東アジア文化研究科
文化交渉学専攻
出身国:ベトナム
PHAN LAM MY KIMさん

先日、研修旅行に参加させていただき、誠にありがとうございました。西村奨学財団の奨学生として、二回しか参加できないが、残念ながら、台風のせいで、途中にキャンセルされて、とても悲しかったです。だが、久しぶりに、友達に出会え、また、様々な素晴らしいことを勉強でき、満足できました。

ヤクルトの工場へ見学しに行ったことがありますが、兵庫県にある三木工場でした。この度、岡山の和気工場に見学してから、今までよりヤクルト会社のことを理解できました。前回、ヤクルトの三木工場の最新的な機械や設備を見て、とても憧れました。今回、非常に感動したことはヤクルトの創始者代田稔さんの理念です。人間の健康のために、必死に研究したのみならず、どのようにすれば、人々は誰でも健康に良い乳酸菌飲料「ヤクルト」を毎日飲めるか、真剣に配慮しました。新しいことを習得しながら、代田稔さんの理念を検討し、私の未来のキャリア目標も考えました。私も代田さんのように、仕事を通じて、男女、年齢、収入を問わず、平等的に人々の豊かな生活を支えて行き、有意義な人生を過ごしたいです。

お昼ご飯も美味しくいただきました。普段の生活にあまり和食の食べ物を食べる機会がなかなかありませんので、今回、和風の食べ物を食べられ、非常によかったです。食べながら、日本とベトナムの食べ物を比較してみました。ベトナムの食べ物にはマインディッシュがあります。一方、日本には別にマインのディッシュの考えがなく、どの食べ物でも大事にしています。食の文化を通じて、「和」の言葉が日本文化に深く潜在しているのではないかと思います。

日本の誇りは何か、人々によって、考えが違いますが、私にとって、日本の誇りは桃です。形が可愛く、上品な甘さをしています。将来、女の子供ができたら、「ももちゃん」と呼びたいです。よって、岡山のお土産販売の売り場も楽しめました。たくさんの桃のお土産を購入でき、とても嬉しかったです。

ベティスミスジーンズ博物館へ見学することを聞いた時、いつも通りの博物館だなと思いましたが、実際のところに着いた時、想像したことと全く違います。博物館でありながら、ジーンズも実際に製造したり、販売したりしますので、現実のことも触れました。ベティスミスのマークは目に入ったことがありますが、このマークやブランドについてあまりわからなかったですので、今回の研修は非常に勉強になりました。

台風のせいでとても残念でしたが、満足できた研修旅行だと私は思います。西村奨学財団のおかげで、日本で安定的に研究できるだけではなく、コンサートの演習会で音楽をきいたり、旅行研修で日本文化と日本の社会なども深く理解できたりしました。習得できたことを生かし、研究、社会活動または将来のキャリアに役立つと思います。いつもありがとうございました。次回の研修旅行もお楽しみにしています。

孫 応霞 さん
大阪府立大学大学院
人間社会システム科学研究科
人間社会学専攻
出身国:中国
孫 応霞さん

予定の1泊2日の研修旅行は台風の影響で、日帰り旅行になったが、ヤクルト工場の見学、鷲羽山での昼食、児島・ジーンズミュージアムの見学は、有意義で楽しい旅だった。

私にとって、岡山県を訪れるのは初めてだった。バスが目的地に近づくにつれ、心が和む田舎の風景や小さな店とそこに立つ建物がヤクルト工場に来たことを感じさせてくれた。到着した後、まず工場のスタッフが会場まで案内してくれた。会場で、ヤクルトの歴史等に関するビデオを見て、その後工場の生産ラインを見学しながら、スタッフが各作業を説明してくれた。帰りの時、プレゼントとしてヤクルトの飲み物も頂いた。

ヤクルト工場の見学が終わって、すぐ鷲羽山に向かって行った。鷲羽山に向かう途中で、バスのガイドさんが、岡山に関する物語とか、名物とか、途中に見える風景等も紹介してくれた。当日の13時半くらいに、やっと鷲羽山に着いた。バスから降りて、鷲羽山のレストハウスに行く時、自然の美しい景色に目が惹かれた。5分間の徒歩で、山頂に着いたら、瀬戸内海がきれいに見えた。まさに「百聞は一見に如かず」というように実際にその地に行って初め瀬戸内海の美しさが分かった。昼食は、鷲羽山レストハウスで美味しい料理(地元の新鮮な刺し身はすごく気に入った)を頂いた。昼食後、3人の友達と一緒に店を散策し、それぞれお土産を買ってから、店を出て、のんびり自然の恵みを満喫した。きれいな海、美しい建物、親切な人々、見るたびに、その土地の素敵な場所やモノが見えてきて、青白い瀬戸内海が美しい自然との調和に感動した。

海の幸、山の幸を満喫した後、バスは早速、次の児島・ジーンズミュージアムに向かって走り出した。美味しい昼食の後、ちょっと眠くなってきたため、バスの中ちょっとだけ仮眠をした。バスは児島・ジーンズミュージアムに着いたら、先にみんなと一緒に記念写真を撮って、また解散し、それぞれに関心のある所に向かっていった。児島・ジーンズミュージアムで、一番深い印象は体験工場だった。普段の生活の中で、私達は何も考えずに、普通に服を着たり、ズボンを履いたりしているが、その服とか、ズボンとかはそう簡単にできたわけではなく、作人たちの知恵と工夫を凝らした出来物で、自分がもっとそれらのモノを大切にしなければならない。

短い一日だったので、行くことができたのはほんの一部だった。初めて訪れた岡山、そしてそれ以外にまだまだ訪れたい場所がたくさんある。今回の旅行で、瀬戸内海の雰囲気をつかむことができ、大阪湾を見て瀬戸内海のことも思い出して、また必ず近いうちにもう1回訪れたいと思っている。帰って来たら、次に行ったらここに行こうというプランばかりして楽しんでいた。

今回の旅行は楽しむというためだけではなく、自分と違う国・大学の学生と色々な話ができて、コミュニケーションの重要さ、友人と時間を共有することの大切さ、美しい景色を満喫することで心と体の疲労を取れたときの軽さ、美味しい料理を頂いた時の嬉しさ、これは全部、自分の人生経験が豊かになった。自分のためにたくさんの人が気を使ってくれて、身近に母国の家族はいないけど、私1人じゃない、周りの人々に愛されて、大切にされて、感謝の気持ちでいっぱいだった。

長い人生の中で、私は色々な人と出会い、たくさんの思い出ができた。以前も、今も、これからもまたたくさんの人と出会う、一度きりの人生にあるそれらの出会いをご縁だと思って、その「一期一会」を大切にしていく。